「行動習慣プログラミング10の技法」について、10回シリーズで紹介させていただきました。
10の技法も人が本来もっている性格タイプによって「合う」「合わない」ものがあるということが分かりました。
そこで、エニアグラムのタイプ別の切り口で、習慣化の「挫折パターン」「続けるコツ」についてまとめてみたいと思います。
最後はエニアグラムタイプ9「平和をもたらす人」です!
エニアグラムの各タイプの詳細については、こちらを参考にしてください!
エニアグラムで分類される9つの性格タイプについて概説しています。…
タイプ9:平和をもたらす人
タイプ9「平和をもたらす人」は以下のような特徴と、根源的な恐れや欲求をもっています。
気楽で、控えめなタイプ。
受容的で、人を信頼し、安定している。
人がよく、親切で、ゆったりと構え、支えとなる。
だが平和を守るために、人に合わせすぎることがある。
すべてにおいて確執があってほしくないが、現状に甘んじ、
心を悩ますことはできるだけ最小に抑える傾向がある。
受け身ながら頑固になりやすい。
最良の状態において、健全なタイプ9は不屈で、すべてを受け止める。
人をまとめ、葛藤を癒やすことができる。
ドン・リチャード・リソ、ラス・ハドソン『新版エニアグラム【基礎編 】』P.26
根源的恐れ:喪失と分離。消滅させられること。
根源的欲求:内面の安定と心の平和を維持すること。
超自我のメッセージ:「周りの人が大丈夫であれば、大丈夫だ」
ドン・リチャード・リソ、ラス・ハドソン『新版エニアグラム【基礎編】 』P.298
気楽で控えめなタイプ9のような人は、
どのような時に習慣化に挫折し、どのような方法なら続けることができるのでしょうか?
挫折パターン
- 突発的な仕事に振り回され、マイペースを崩されることで継続できなくなる
- 大量行動が得意ではないため、追い込み型の習慣化では挫折してしまう
- 誰かと約束すると逆にペースが掴めなくなるので、気を使いすぎてモチベーションが下がってしまう。
続けるコツ
- 行動を平準化する
⇒継続することはもともと得意だが、先々を見据えて行動を平準化する
- 一定のパターンを繰り返す
⇒同じ時間・手順・同じ量をやり続ける力があるので、コツコツ継続する力を活かす
- 環境を整える
⇒自分のペースで取り組むことを最重要と考えるため、人・モノ・場所のバランスや環境を整えると快適度が上がる
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「気楽」で「控えめな」なタイプ9の人は、
環境を整え、マイペースでいつもの行動を繰り返していくことが習慣化への近道かもしれません。
あなたはどのような習慣化のための環境を整えますか?
あなたはどのような習慣化行動を繰り返していきますか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!