「行動習慣プログラミング10の技法」について、10回シリーズで紹介させていただきました。
10の技法も人が本来もっている性格タイプによって「合う」「合わない」ものがあるということが分かりました。
そこで、エニアグラムのタイプ別の切り口で、習慣化の「挫折パターン」「続けるコツ」についてまとめてみたいと思います。
今回はエニアグラムタイプ4「個性的な人」です!
エニアグラムの各タイプの詳細については、こちらを参考にしてください!
タイプ4:個性的な人
タイプ4「個性的な人」は以下のような特徴と、根源的な恐れや欲求をもっています。
ロマンティックで、内省的なタイプ。
自分に目覚めており(self-aware)、繊細で控えめで、静か。
自分をさらけ出し、感情を正直に表し、個人的にかかわる。
だが気分にムラがあり、自意識が強くなるときもある。
自分が傷つきやすく、欠点をもっていると感じるため、人から距離を置くとともに、
普通の生き方を軽蔑し、自分には関係ないと感じる。
自己陶酔や自己憐憫に陥りやすい。
最良の状態において、健全なタイプ4はインスピレーションを受け、きわめて創造的。
自己刷新し、自分の体験を意味あるものにすることができる。
ドン・リチャード・リソ、ラス・ハドソン『新版エニアグラム【基礎編 】』P.24-25
根源的恐れ:アイデンティティや個人的存在意義がないこと。
根源的欲求:自分自身とその存在意義を見つけること。内面の体験にもとづいて、アイデンティティをつくること。
超自我のメッセージ:「自分に正直であれば、大丈夫だ」
ドン・リチャード・リソ、ラス・ハドソン『新版エニアグラム【基礎編】 』P.198
ロマンティックで表現豊かなタイプ4のような人は、
どのような時に習慣化に挫折し、どのような方法なら続けることができるのでしょうか?
挫折パターン
- オリジナリティを重視するため、人と同じやり方だとモチベーションが下がってしまう
- 集団で何かをするのが苦手で、人と歩調を合わせて取り組むのは耐えられない
- 独創性があるため、固定されたルールに縛られるのは拒否してしまう
続けるコツ
- 人とは違う習慣にチャレンジする
⇒例えば、運動をするにしても誰もやっていないようなダンスに挑戦するなど
- 一人で取り組む
⇒誰にもジャマをされず、自らの独創性やアイデンティティを発揮できる
- アーティスト気質を活かす
⇒運動にしても音楽に合わせて行ったり、You Tubeに投稿して自分を演じきるなど
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「オリジナリティ」や「独創性」を大切にするタイプ4の人は、
人とは違うことを、一人で、アーティスト気質を活かして取り組むことが習慣化への近道かもしれません。
あなたはどんなユニークな習慣にチャレンジしますか?
あなたはどんな音楽・映像・舞台があればワクワクしますか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!