「行動習慣プログラミング10の技法」について、10回シリーズで紹介させていただきました。
10の技法も人が本来もっている性格タイプによって「合う」「合わない」ものがあるということが分かりました。
そこで、エニアグラムのタイプ別の切り口で、習慣化の「挫折パターン」「続けるコツ」についてまとめてみたいと思います。
今回はエニアグラムタイプ6「忠実な人」です!
エニアグラムの各タイプの詳細については、こちらを参考にしてください!
エニアグラムで分類される9つの性格タイプについて概説しています。…
タイプ6:忠実な人
タイプ6「忠実な人」は以下のような特徴と、根源的な恐れや欲求をもっています。
真剣にかかわる、安全志向のタイプ。
頼りになり、よく働き、責任を果たす。
だが防衛的で、直面を避け、きわめて不安にもなり得、
文句をいいながらストレスをエネルギー源として走り続ける。
往々にして慎重で、優柔不断であるが、刺激に反応しやすく、挑戦的で、反抗的にもなり得る。
自信喪失や疑いに陥りやすい。
最良の状態において、健全なタイプ6は内面が安定しており、
自信があり、自分を信頼し、勇気をもって弱者や無力な者を助ける。
ドン・リチャード・リソ、ラス・ハドソン『新版エニアグラム【基礎編 】』P.25
根源的恐れ:支えや導きがなく、自力で生存できないこと
根源的欲求:安全と支えを見つけること
超自我のメッセージ:「期待されることをすれば、大丈夫だ」
ドン・リチャード・リソ、ラス・ハドソン『新版エニアグラム【基礎編】 』P.239
安全志向で責任感が強いタイプ6のような人は、
どのような時に習慣化に挫折し、どのような方法なら続けることができるのでしょうか?
挫折パターン
- あまりにも高い目標を掲げるとリスクを重視して挫折してしまう
- やることが不明確で未知数であると拒否反応を示し行動がストップしてしまう
- 安全で決まった方法を選択することが多く、逆にマンネリ化してしまい飽きてしまう
- 習慣化の実施があまりにも天候や人に左右されすぎると挫折しやすい
続けるコツ
- ベビーステップで小さく始める
⇒無理な目標は立てず、自分が少し頑張れば手が届くようなレベルの行動をコツコツ積み重ねていく
行動習慣プログラミング10の技法について10回シリーズでお届けしています! 技法1.記録して現実を確認する 技法2.…
- なるべくパターンを決める
⇒結果よりもプロセスを重視して、安定して実践できる時間・手順・場所を確保する
- 過去の経験からすでに実証された方法で取り組む
⇒安全志向で無理をしないタイプ6の人にとっては、何か新しい方法を創り出すよりも、過去の成功体験や自信がある方法で取り組むことで安定的に力を発揮できる
- 目標設定はStep by Step型でおこなう
⇒遠い未来にゴールを設定するよりも、小さくマイルストーンを置くような目標設定をすることで、不安を取り除き確実に前に進めることができる
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「安全志向」で「責任感が強い」タイプ6の人は、
習慣のパターンを決めてベビーステップで取り組むことが習慣化への近道かもしれません。
あなたはどんな習慣のパターンを決めますか?
あなたはどのような一歩なら行動に起こしやすいですか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!