「行動習慣プログラミング10の技法」について、10回シリーズで紹介させていただきました。
10の技法も人が本来もっている性格タイプによって「合う」「合わない」ものがあるということが分かりました。
そこで、エニアグラムのタイプ別の切り口で、習慣化の「挫折パターン」「続けるコツ」についてまとめてみたいと思います。
今回はエニアグラムタイプ7「熱中する人」です!
エニアグラムの各タイプの詳細については、こちらを参考にしてください!
エニアグラムで分類される9つの性格タイプについて概説しています。…
タイプ7:熱中する人
タイプ7「熱中する人」は以下のような特徴と、根源的な恐れや欲求をもっています。
忙しく、生産的なタイプ。
多才で、楽観的で、自然体。
遊び気があり、元気で実際的だが、
活動範囲を広げすぎて散漫になり、規律にかけることもある。
たえず新しくエキサイティングな体験を求めているが、
走り続けているために集中力を失い、消耗することもある。
表面的で衝動的になりやすい。
最良の状態において、健全なタイプ7は自分の才能を価値ある目標に集中し、
喜びに満ち、多くのことを達成し、感謝にあふれる。
ドン・リチャード・リソ、ラス・ハドソン『新版エニアグラム【基礎編 】』P.26
根源的恐れ:必要なものを奪われ、痛みにとらわれること
根源的欲求:幸福で、満足しており、充足していること
超自我のメッセージ:「必要なものを手に入れたら、大丈夫だ」
ドン・リチャード・リソ、ラス・ハドソン『新版エニアグラム【基礎編】 』P.259
楽しいことが好きで多忙なタイプ7のような人は、
どのような時に習慣化に挫折し、どのような方法なら続けることができるのでしょうか?
挫折パターン
- 「やらねば」「やるべき」といった義務感が強くなると極端にモチベーションが下がる
- すべては楽しさ重視なので、たんたんと行うような習慣化には飽きてしまう
- ロジカルでシステマチックに決められた行動では気分が乗らず動けない
- 誰からのフィードバックや励ましもなく一人で習慣化に取り組む
続けるコツ
- 義務感ではなく快感にする
⇒英語学習ならハリウッド映画を題材にする、運動なら大好きなテニスをするなど
- 適度に変化をつける
⇒マンネリ化するとモチベーションが下がるため、適度に変化をつける。自分へのとっておきのご褒美を設定する。
- 習慣化にゲーム性を取り入れる
⇒友人と習慣をイベント化してしまうなど企画をどんどんつくり、盛り上げる。習慣化アプリもゲーム性が高いものを選ぶ。
- 自分をうまく乗せる方法を考える
⇒行動習慣プログラミング10の技法で紹介した【技法6】は楽しさ重視のタイプ7の人にとってはぴったりの方法です。
行動習慣プログラミング10の技法について10回シリーズでお届けしています! 技法1.記録して現実を確認する 技法2.…
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「楽しいことが好き」で「自然体」なタイプ7の人は、
快感を追求し自分をうまく乗せる方法で取り組むことが習慣化への近道かもしれません。
あなたは習慣化にどんな楽しみを取り入れますか?
あなたはどのような方法ならわくわくしながら取り組めますか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!