「行動習慣プログラミング10の技法」について、10回シリーズで紹介させていただきました。
10の技法も人が本来もっている性格タイプによって「合う」「合わない」ものがあるということが分かりました。
そこで、エニアグラムのタイプ別の切り口で、習慣化の「挫折パターン」「続けるコツ」についてまとめてみたいと思います。
今回はエニアグラムタイプ8「挑戦する人」です!
エニアグラムの各タイプの詳細については、こちらを参考にしてください!
エニアグラムで分類される9つの性格タイプについて概説しています。…
タイプ8:挑戦する人
タイプ8「挑戦する人」は以下のような特徴と、根源的な恐れや欲求をもっています。
パワフルで、掌握するタイプ。
強く、自信があり、自己主張する。
保護者的で、機知に富み、決断力があるが、尊大で傲慢にもなり得る。
周囲の環境をコントロールしなければならないと感じ、往々にして対決し、威圧的になる。
他人と親しくすることを自分に許しにくい。
最良の状態において、健全なタイプ8は私心を超え、
自分の力を使って、ほかの人たちの人生をよりよいものとする。
英雄的で度量が大きく、ときに歴史に名を残すほど偉大。
ドン・リチャード・リソ、ラス・ハドソン『新版エニアグラム【基礎編 】』P.26
根源的恐れ:人に傷つけられ、コントロールされること。侵害。
根源的欲求:自分自身を守ること。自分自身の人生の方向を決めること。
超自我のメッセージ:「強くて、自分がいる状況をコントロールしていれば、大丈夫だ。」
ドン・リチャード・リソ、ラス・ハドソン『新版エニアグラム【基礎編】 』P.279
楽しいことが好きで多忙なタイプ8のような人は、
どのような時に習慣化に挫折し、どのような方法なら続けることができるのでしょうか?
挫折パターン
- 「挑戦心」を駆り立てるリスク目標がないとやめてしまう
- 個人主義の傾向が強いため、他者にペースを握られるとモチベーションが下がってしまう
- タイプ3と同じくロケットスタート型でスタートしてしまい失敗することがある
続けるコツ
- 挑戦する目標を立てる
⇒ジョギングをするなら、半年後にフルマラソンを完走するなどの未来へ強いゴールを設定する
- みんなに宣言して追い込む
⇒SNSなどでみんなに宣言をして、結果にコミットすることを約束することで自分を追い込む
- 一人で己の限界に挑戦する
⇒周囲を巻き込むよりも一人で自分との闘いを続けるほうがモチベーションが上がる。比較するのは過去の自分。
- みんながやっていない方法にチャレンジする
⇒自分の力を信じたい、試したいという欲求があるため、人とは違うやり方で成功を求めると続く傾向がある
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「パワフル」で「自己主張」ができるタイプ8の人は、
挑戦するゴール・目標を設定し、己の限界に挑戦し続けることことが習慣化への近道かもしれません。
あなたはどのようなチャレンジングなゴールを設定しますか?
あなたはどのようにして昨日の自分を1%上回り続けますか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!