「行動習慣プログラミング10の技法」について、10回シリーズで紹介させていただきました。
10の技法も人が本来もっている性格タイプによって「合う」「合わない」ものがあるということが分かりました。
そこで、エニアグラムのタイプ別の切り口で、習慣化の「挫折パターン」「続けるコツ」についてまとめてみたいと思います。
今回はエニアグラムタイプ3「達成する人」です!
エニアグラムの各タイプの詳細については、こちらを参考にしてください!
エニアグラムで分類される9つの性格タイプについて概説しています。…
タイプ3:達成する人
タイプ3「達成する人」は以下のような特徴と、根源的な恐れや欲求をもっています。
適応力があり、成功志向のタイプ。
自信があり、魅力的。
野心的で、有能で、エネルギッシュ。
ステイタス意識や強い向上心をもつこともある。
自分のイメージや、人にどう思われているかを気にすることが多い。
仕事中毒や競争心に陥りやすい。
最良の状態において、健全なタイプ3は自分自身を受け入れ、真正な人であり、見かけどおりの人である。
ほかの人たちにインスピレーションを与え、模範となる。
ドン・リチャード・リソ、ラス・ハドソン『新版エニアグラム【基礎編 】』P.24
根源的恐れ:価値がないこと。達成したこと以外、価値をもたないこと。
根源的欲求:自分に価値があり、好ましい人間で、受け入れられていると感じること。
超自我のメッセージ:「成功していて、人からよく思われれば、大丈夫だ」
ドン・リチャード・リソ、ラス・ハドソン『新版エニアグラム【基礎編】 』P.178
成功志向でエネルギッシュなタイプ3のような人は、
どのような時に習慣化に挫折し、どのような方法なら続けることができるのでしょうか?
挫折パターン
短期の目標に執着しやすく、すぐに達成感を味わいたいタイプであるため、ロケットスタート後にすぐに失速してしまう。
ベビーステップのようなコツコツと積み重ねていく方法を選ぶと達成感を味わえず挫折する傾向がある。
人からよく思われたい側面があるので、成功に向かって進んでいるときに周囲からのフィードバックや称賛がないとモチベーションが下がってしまう。
続けるコツ
中長期でのゴール設定を行うことが効果的です。
例えば、
- 3ヶ月後に資格試験の申込みをする
- 半年後のフルマラソンのエントリーを先にしてしまう
ことで自分を奮い立たせることができます。
あとは、「高い目標を掲げて周囲へ宣言する」こともタイプ3にとっては重要です。
SNSなどで目標に向かってチャレンジしている姿を投稿して、周りから『すごい!頑張っているね!』と承認される工夫があれば、さらに行動が加速していきます。
達成欲が強い為、仲間同士で競ったり、ランニングの走行距離など数字で評価できる指標があれば、続けるモチベーションが高まります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「成功志向」であり「野心的」なタイプ3の人は、高い目標を掲げて周囲へ宣言することや、数字を指標に習慣化にチャレンジすることで自身が成長の階段を登っている感覚を味わえるかもしれません。
あなたはどのような目標を掲げますか?
あなたはどのような宣言をしますか?
あなたはどのような指標を設定しますか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!