「行動習慣プログラミング10の技法」について、10回シリーズで紹介させていただきました。
10の技法も人が本来もっている性格タイプによって「合う」「合わない」ものがあるということが分かりました。
そこで、エニアグラムのタイプ別の切り口で、習慣化の「挫折パターン」「続けるコツ」についてまとめてみたいと思います。
今回はエニアグラムタイプ2「助ける人」です!
エニアグラムの各タイプの詳細については、こちらを参考にしてください!
エニアグラムで分類される9つの性格タイプについて概説しています。…
タイプ2:助ける人
タイプ2の人は以下のような特徴と、根源的な恐れや欲求をもっています。
思いやりがあり、人間関係を重視するタイプ。
共感的で、誠実で、心が温かい。
友好的で、寛容で、自己犠牲的。
だが、感傷的になり、へつらい、お世辞をいうことに走りすぎることもある。
ほかの人たちと密接な関係をもちたがる。
そして自分が必要とされたいがために、ほかの人たちのために何かをやってあげることが多い。
自分自身をケアしたり、自分自身のニーズを認めることができにくい。
最良の状態において、健全なタイプ2は私心がなく、利他的で、自他に無条件の愛をもつ。
ドン・リチャード・リソ、ラス・ハドソン『新版エニアグラム【基礎編 】』P.24
根源的恐れ:あるがままの自分では、愛されず、求められないこと
根源的欲求:愛されていると感じること
超自我のメッセージ:「人から愛され、その人たちと親しければ、大丈夫だ」
ドン・リチャード・リソ、ラス・ハドソン『新版エニアグラム【基礎編】 』P.159
思いやりがあり、人間関係を重視するタイプ2のような人は、
どのような時に習慣化に挫折し、どのような方法なら続けることができるのでしょうか?
挫折パターン
他人を優先してしまう傾向があり、人に振り回されて自分の時間が足りなくなることがある。
人とのつながりを重要視する反面、一人でやるということが苦手であり、決意したことも流されてしまうことがある。
続けるコツ
まずは自分の時間をブロックすることが重要です。
会社・友人との飲み会や家族の予定を優先する前に、自分の未来への投資時間をブロックすることをおすすめします。
「周りを巻き込む」「習慣ともだち」をつくることもタイプ2にとって重要なポイントになります。
行動習慣プログラミング10の技法について10回シリーズでお届けしています! 技法1.記録して現実を確認する 技法…
タイプ2の人にとっては「自分の為に」よりも、【チーム・仲間の為に】という観点の方がモチベーションが上がりやすいので、
人と一緒にやること、イベントを企画することなどが続けるポイントです。
同じ志をもった仲間がいるコミュニティに入り、日々の投稿・フィードバック等で励まし合うことで習慣化につながりやすい傾向があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「人とのつながり」や「思いやり」を大切にするタイプ2の人は、まずは自分を優先し時間をブロックすることと、人を巻き込み一緒に習慣化にチャレンジすることが効果的です。
あなたはどのようなコミュニティに入りますか?
あなたは誰と一緒に習慣化に取り組みますか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!