私がコーチングを学び始めた時に、『質問の引き出しを増やしたい』という悩みがありました。
そんな時に当時のコーチから勧められた一冊の本があります。
『パワー・クエスチョン 空気を一変させ、相手を動かす質問の技術』
この本から私はたくさんの気づきを得ることができました。
上記の本で取り上げられている質問の中から、私がコーチングセッションで効果的だと感じた質問をシリーズで紹介したいと思います。
問題はなんですか?
この質問を使うことで解決すべきことをハッキリさせることができます。
あなたには下記のような経験はありませんか?
【仕事で後輩から相談があると話しかけられたはいいものの、問題が漠然としすぎていて何を聞きたいのかが全くわからない】
このようなシチュエーションでも活用できます(後輩にとっては手厳しい質問になりますが、、、)
この質問をされることで、相手は考えをまとめることができるようになります。
問題は何かを考え、『どんなアドバイスをもらいたいのか?』を考えるきっかけになるのではないでしょうか?
【この質問のバリエーション】
・そのあたりに問題があるようですが・・・具体的にどういうことですか?
・なにに関してアドバイスしてほしいのですか?
・言及された問題はいくつかありましたね。いちばん大変な問題はなんですか?
【フォローアップの質問】
・どんな対応をとってみましたか?
・どんな選択肢があると思いますか?
・いちばん気がかりなことはなんですか?
『パワー・クエスチョン』P.195-196
いかがでしたでしょうか?
人から意見やアドバイスを求められ、長すぎる説明が続いた際には、ぜひこの質問を思い出していただければ嬉しいです(^^)
もちろん相手との信頼関係があることが前提で、
『対話でこの問題を解決してあげたい』という気持ちを大切にした上でぜひ使ってみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!