はじめに
あなたは明確な人生のビジョンや価値観に沿って日々を過ごしていますでしょうか?
・自分がやりたいことがわからない、見つからない・・・
・自分はどういう人生を送りたいんだろう・・・
・このまま一生今の会社で働き続けるのだろうか・・・
これらは、私がコーチングを学びセッションを重ねていく上で、クライアントからよく出てくるテーマの一つです。
「人生100年時代」が提唱されるなか、
『自分の好きなことをして生きていきたい』と考え始めている人も多いのではないでしょうか?
その人の「やりたいこと」や「天職」を探っていく際には、過去のリソースにアプローチするというコーチングの手法があります。
つまり、【過去(幼少期)のわくわく体験】にこそ、大切にしたい価値観やヒントが眠っていることが多いということです。
(※この点について私がコーチングを受けて気づいた事例があるので、別記事でまとめたいと思います)
本記事では未来の視点に立って、
『あなたにとって本当に大切な価値観を知る方法』をご紹介したいと思います。
終わりを思い描くことから始める
この言葉は大変有名ですので、聞いたことがあるかもしれません。
自己啓発の名著である『7つの習慣』の第2の習慣で出てくる言葉になります。
「ミッション・ステートメント」という単語が登場するのも第2の習慣です。
私が最も衝撃を受けたのは、第2の習慣の冒頭で出てくる「自らの葬儀の場面を思い描くシーン」です。
これこそ【自分が本当に大切にしたい価値観を知る】方法だと考えています。
自らの葬儀のシーンを少し想像してみてください。
あなたは棺の中で横たわっています。
兄弟姉妹、大切な友人、仕事関係の人から弔事が読まれます。
最後のお別れでは参列者からたくさんの言葉をかけられます。
あなたはどのような言葉をかけられたいでしょうか?
あなたはどのような人だったのでしょうか?どのような友人、同僚だったのでしょうか?
あなたはどのような功績や貢献を覚えていて欲しいのでしょうか?
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さすがに自分の葬儀の最後にこれはイヤですよね。。。
(タワマン、高級車への憧れはもちろんありますが!笑)
地位や名誉ももちろん大切ですが、やはり最後には、
その人にしかない「人柄」「魅力」「考え方」「感謝」などが出てくるのではないでしょうか?
終わりを思い描くことの重要性について、『7つの習慣』では以下のように記載されております。
自分の人生の最後を思い描き、それを念頭に置いて今日という一日を始めることである。
そうすれば、あなたにとって本当に大切なことに沿って、
今日の生き方を、明日の生き方を、来週の生き方を、来月の生き方を計画することができる。
人生が終わる時をありありと思い描き、意識することによって、
あなたにとってもっとも重要な基準に反しない行動をとり、
あなたの人生のビジョンを有意義なかたちで実現できるようになる。
スティーブン・R ・コヴィー著『完訳7つの習慣 特装版』P.147
何度読んでもハッとさせられる内容です。
このことを意識して過ごすだけで、一日一日の充実度が変わってくるのではないでしょうか?
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は【自分の本当の価値観を知る方法】として、
『7つの習慣』の内容をもとに紹介させていただきました。
少しでも参考になれば幸いです!!
最後に、私がすごく好きな言葉を紹介します。
あなたが生まれたとき、周りの人は笑って、あなたは泣いていたでしょう。
だからあなたが死ぬ時は、あなたが笑って、周りの人が泣くような人生をおくりなさい。
ネイティブアメリカンの教え
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!