「行動習慣プログラミング10の技法」について、10回シリーズで紹介させていただきました。
10の技法も人が本来もっている性格タイプによって「合う」「合わない」ものがあるということが分かりました。
そこで、エニアグラムのタイプ別の切り口で、習慣化の「挫折パターン」「続けるコツ」についてまとめてみたいと思います。
今回はエニアグラムタイプ5「調べる人」です!
エニアグラムの各タイプの詳細については、こちらを参考にしてください!
エニアグラムで分類される9つの性格タイプについて概説しています。…
タイプ5:調べる人
タイプ5「調べる人」は以下のような特徴と、根源的な恐れや欲求をもっています。
強烈に思考する、理性的タイプ。
注意を怠らず、洞察力や好奇心に富む。
集中力があり、複雑な考えや技能を発達させることができる。
自立心と革新性があり、さまざまな思考や想像した概念に没頭することがある。
傍観しつつも神経が張りつめ、強烈。
孤立し、風変わりで虚無的になりやすい。
最良の状態において、健全なタイプ5は、未来を見通す先駆者。
往々にして時代に先駆け、世界をまったく新しい見方で見ることができる。
ドン・リチャード・リソ、ラス・ハドソン『新版エニアグラム【基礎編 】』P.25
根源的恐れ:無力で、役に立たず、無能である(圧倒される)こと
根源的欲求:能力があり、有能であること
超自我のメッセージ:「何かに熟達したら、大丈夫だ」
ドン・リチャード・リソ、ラス・ハドソン『新版エニアグラム【基礎編】 』P.198
理性的で洞察力に富むタイプ5のような人は、
どのような時に習慣化に挫折し、どのような方法なら続けることができるのでしょうか?
挫折パターン
- ゴールへの道のりやロジックを調べないままスタートする
- 論拠や効用が腑に落ちていないと納得できない
- 「これは最も効果的なのか?」「一番良い方法なのか?」と常に頭で考えすぎて迷ってしまう
- コミュニティメンバーの非論理的な言動が気になり、自分のペースが乱される
続けるコツ
- とにかく納得いくまで調べる
⇒ネット、本、専門家のアドバイスなど最新のエビデンスを取り入れて綿密なプランのもとでスタートする
- データ化・数値化する
⇒実施日、実施記録などをつけることで分析を行い、行動の改善につなげることができる
- 習慣化の中にも「学び」を取り入れる
⇒勉強や研究することが好きなタイプ5の人にとっては、「ランニング×音声学習」などのように習慣に「学び」の時間をかけ合わせることで充実度が高まる
- 【技法10:放電・充電・未来日記】を毎日書く
⇒日々の感情日記をロジカルに分析することができるので、ボトルネックを見つけ出し改善につなげることができる
行動習慣プログラミング10の技法について10回シリーズでお届けしています! 技法1.記録して現実を確認する 技法2.…
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「理性的」で「思考」を大切にするタイプ5の人は、
習慣化に関する最新の情報を納得行くまでリサーチし、行動をデータ化することが習慣化への近道かもしれません。
あなたはどんな最新情報を調べますか?どこから情報を入手しますか?
あなたはどのような方法で習慣化の記録を残しますか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!